ジョブクラフティング
■ジョブクラフティングとは
- 働く人が主体的に自分の仕事を自ら変化(クラフティング)をして、やらされ仕事や退屈な仕事をやりがいのあるものに変えていくこと。
- 3つの観点で仕事を見直してみると良い。
- タスク(仕事のやり方を工夫する、価値を増やすべく新しいタスクを加える)
- 関係(関わる人を変える、相手にありがとうと言われる仕事をする)
- 認知(仕事の意味を考える、目的に立ち返る)
■プロジェクトマネジメントへの応用
- ルーティンワークはなるべく自動化、テンプレート化する(頭を使わない仕事の比率は極力下げる)
- 定期的に普段は話さないプロジェクト内外の方とコミュニケーションを取る場を設けて、プロジェクトの価値や改善点を認識する
- 特にPMOはミーティング調整など退屈なタスクもあるが、すべてのタスクはプロジェクトの成功のために行っていると意識する。(ドラッカーのレンガ職人の話を思い出す)
ある建築現場で、何をしているのかを聞かれた三人の石工のうち、
「一人目の男は『これで食べている』と答えた。
二人目は手を休めずに『腕のいい石工の仕事をしている』と答えた。
三人目は目を輝かせて『国で一番の教会を建てている』と答えた」
『マネジメント』(ダイヤモンド社刊)より