マインドフルネス
■現代人は情報にさらされてストレスを抱えている
- 人間が集中できる時間は2013年の調査で8秒、2000年には12秒だった。
- 近年、スマホ中心の生活になりさまざまな情報や通知により意識が散ってしまい集中力を失っている。
- 情報量が爆発的に増えている。現代人が1日に触れる情報量は、江戸時代の一年分、平安時代の一生分と言われている。必然的に意識が内側(自分)ではなく外側(情報)に向いてしまう。
- 生活時間の47%が「心の迷走状態(マインドワンダリング)」であるという調査がある。
- 日本人の80%が何らかのストレスを抱えている。
■マインドフルネスの定義
- 意図を持って、今の瞬間に、評価判断を手放して、注意を払うことから湧き上がる気付き。
- 注意深さ、気付き、クリアな心、頭。
- リラックスしている状態。
- 今に注力している状態。
■マインドフルネスワーク
- 胸を開いて、膝の上に手を上にして置く
- 5回呼吸する。鼻から吸って鼻から吐く
- 呼吸に集中する(鼻周辺に意識して、空気の出入り、流れを感じる)
- 雑念が湧いたら、気付き、手放す
■マインドフルネスの効果
- 脳は常に動いておりDMN(デフォルトモードネットワーク)と言われる活動がされていて疲れている。
- 何も考えていない、ぼんやりしている状態になると脳のDMN活動を抑制することができる。
- 抑制することで頭がスッキリしたり、自己認識を高めたり、アイディアが湧き出たりする。(お風呂の中でリラックスした状態になるとアイディアが浮かんだりすることがあるのもDMN活動が抑制されているから)
- マインドフルネスにより呼吸に集中することで、脳のDMN活動を抑制できる。