Project Managementに役立つナレッジ

PM/PMOコンサルタントとして成長するために日々インプットしたことをアウトプットするブログです。

若手へのサポート

■若手へサポートするコツ 仕事の意味を理解してもらう(腹落ちさせる) 答えは言わずに自分で考えてもらう(自分で決めたことは自分ごととして取り組む) メンバー個人に対して向き合い理解しアドバイスする(若手というカテゴリにくくってバイアスをかけて…

失敗から学ぶ

■失敗がない人生なんでない 失敗するのは考えてチャレンジしたから。 失敗がなければ成長はない。 1年前の失敗をいまだに引きずっている人は少ない。長い目で捉えて失敗しても落ち込みすぎない。 ■失敗から学ぶ方法 他人のフィードバックを正しく受け止める…

自律人材になる

■自律人材とは 自らの規範・基準を基に行動できる人材。 ■自律人材になるには 継続してインプットする 多様な人とコミュニケーションする 物事の段取りをする 常にゴールを意識して、事前準備をして、振り返りをする 成功しても失敗してもその理由を探って再…

プロティアンキャリア

■プロティアンキャリアとは 同じ仕事を与えられても、ただそれをこなす人と、自らの夢や成長の糧になるはずと前向きに取り組める人がいる。 プロティアンキャリア人材とは、個人主導、変幻自在、心理的成功、関係性の重視の4つを持つと定義されている。 ■伝…

コミュニケーションのコツ

■原因論と目的論 悪いところをピンポイントで直すのが原因論。原因論は主観。 ビジネスで原因論を使うとダメなところだけを指摘することになり、延々とダメ出し、所謂「詰める」「詰められる」状態になってしまう。(例 この報告書のP.3だけダメだな。直して…

マインドフルネス

■現代人は情報にさらされてストレスを抱えている 人間が集中できる時間は2013年の調査で8秒、2000年には12秒だった。 近年、スマホ中心の生活になりさまざまな情報や通知により意識が散ってしまい集中力を失っている。 情報量が爆発的に増えている。現代人が…

働き方改革

■時間は有限であり貴重なもの 自分の時間を奪うもの、人の時間を奪うことは極力減らす。 やるべきことより「やらないこと」を決める。これにより生産性が上がる。 自分と他人の生産性を上げることは世の中をさらに良くする一助になる。 ■やらないこと例 過剰…

価値のある分析

■分析とは ある「問い」に対して、「分解」して、「比較」して、「差を抽出」して、意味のある「解釈」をすること。 ただ差があることを報告しても価値はない。だから何が言えるのかという示唆(解釈)を出すことが重要。 分析は『What(イシューは何か?)→…

組織行動論

■組織行動論とは 経営学の、ひとつの中心をなす理論体系。 組織の中における、人の心理や行動を科学する学問。 経済学、心理学、社会学、政治学、人類学などの諸理論を、組織の文脈に応用したもの。 組織行動論は元々は支配する側が働き手を「どうやって働か…

ホンモノになる前はニセモノ

■ニセモノであり続けよう 人は誰しもホンモノになる前はニセモノである。 ニセモノの自分が無力感を感じながら成長するからいつかホンモノになる。 ホンモノになった自分は、また別の領域や分野でニセモノになり、ホンモノになろうともがくことで成長する。 …

誠実に交渉する

■交渉時に嘘やごまかしをすることはリスク 交渉時に「実際より大きく見せたくなる」「不利になりそうな情報を隠そうとする」というような行動はお互いの疑心暗鬼を招いてしまう。 相手の言葉を正しく理解して相手の嘘やごまかしを察知するため、その発言に矛…

デザインシンキング

■デザインシンキングとは デザイン思考(デザインシンキング)とは、デザイナーがデザインをおこなう際に用いられるプロセスを体系化したもの。 ユーザー視点に立ってサービスやプロダクトの本質的な課題・ニーズを発見し、ビジネス上の課題を解決するための…

相手が論理的ではないと感じた場合は「前提」に相違がないかを確認する

■相手が論理的ではないと感じる場合 相手が論理的でないと感じている場合は、自分と相手が持っている「前提」が合っていない可能性がある。 例えば、自分が採用で大事にしているのは「マネジメント力」で、相手が大事にしているのが「語学力」だったとしたら…

ロジックだけでは人を動かせない

■ロジックだけでは人を動かせない ロジックを考え、伝え、人を動かすことはビジネスパーソンとしては重要なスキル。 ロジック、論点を明確にすることで無駄なコミュニケーションが少なくなり組織の生産性があがる。 ただ人間は感情の生き物である。感情に配…

引き受けるべき我慢

■しなくても良い我慢もある 「(今は非科学的で危険とされている)運動時は水を飲むな」「つまらない仕事でも石の上に3年」など、意味を感じられない我慢は受け入れられなくなってきている。 一方で、筋トレや学習などは時には我慢してもやり続けなければ成…

自己を認識する

■自己を認識する重要性 時代の変化が早くなっている。自分や組織を変化させる意思決定を行う頻度が増えている。 リーダーは、自分が何者で何をしたいのかを考え認識することが重要。 自分に自信があれば、自分の判断に自信が持てる。引いてはその判断で自分…

バリューチェーン分析

■バリューチェーン分析とは バリューチェーンとは、事業活動を機能ごとに分類し、どの部分(機能)で付加価値が生み出されているか、競合と比較してどの部分に強み・弱みがあるかを分析し、事業戦略の有効性や改善の方向を探ること。 実際のビジネスではカス…

人にタスクを依頼する

■タスクを依頼する際のポイント タスクの内容だけではなく目的、条件や制約なども具体的に伝える。 相手が好む方法(文字、口頭)で伝える。ただし記録が残るチャットやメールの方が言った言わないが残るので推奨。 タスクの完了時には良かった点、改善して…

経営戦略

■戦略とは やることとやらないことを決めること。 目的を達成するために構造化されたアクションプラン。 戦略は目的、戦術は手段と言える。 ■経営理念やビジョンとの違い 経営理念(その組織の存在意義、基本的には変わらない) ビジョン(経営理念を実現す…

5つの力分析(5 Force)

■5つの力分析(5 Force)とは 5つの力分析(5 Force)とは、マイケルポーターが提唱した競争戦略において、業界環境を分析するためのフレームワーク。 競合、売り手、買い手、新規参入、代替製品の5つの力(Forces)を分析することで、業界の収益構造や競争…

PEST分析

■PEST分析とは PESTフレームワークとは、Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)の枠組みを使って自社の事業に関係の深い重要な要因や環境変化を分析する手法。 ■PEST分析を使う上でのポイント 定義にこだわり過ぎない(キ…

ミーティング後に前向きに物事を進めるポイント

■ミーティングを開催する目的 ミーティングが終わったあとに相手にアクションしてもらうこと。 ■ミーティング主催時のポイント 関係者の迷いを可能な限りわかりやすく説明して相手が迷わずアクションをしやすくする。 資料はパワーポイントやテキストなど相…

ステークホルダーと合意するテクニック

■見ている景色を合わせる リーダーが見聞きした情報をステークホルダーに伝言のように伝えても手触り感が伝わらない。 ステークホルダーと見ている景色を合わせたいと思う優先順位が高い事項、例えば顧客へのインタビュー結果などは動画見てもらうなど熱量や…

組織行動とリーダーシップ

■組織行動とリーダーシップを学ぶ目的 人と組織のマネジメントを行う目的はメンバーと組織の目標を達成に向けた行動を促すこと。 「企業の仕組み」や「個人の取り組み」は組織の目標に向けて人や組織を動かす両輪である。 組織行動とリーダーシップを学ぶこ…

マーケティング

■マーケティングとは マーケティングとは『顧客に買ってもらえる仕組み』を作ること。 ■マーケティングプロセスとは [分析] 市場機会の発見 [立案] セグメンテーション ターゲティング ポジショニング [展開] マーケティングミックス(4P) ■市場機会…

1on1

■組織のマネジメントが多様化、高度化している テクノロジーの進化によるビジネス環境の変化が早い時代。 2025年にはY世代、Z世代が労働人口の75%になる。 コロナ禍で働き方が大きく変化。 ■リーダーがメンバーのパフォーマンスを引き出すには 一人一人のス…

コンフリクトマネジメント

■コンフリクトとは 相反する意見、態度、要求などが存在し、お互いが譲らないことで緊張が生まれていること。 コンフリクトはネガティブなことだけではなく、問題の本質が明らかになり改善のドライバーになるなどポジティブな面もある。 ■コンフリクトをマネ…

アカウンティング(財務三表から読み取る力)

■財務三表を読む力をつける理由 事業活動が経営数値によってどのように表現されるのかを財務三表から読み取ることができる。 事業が儲かっているのか、資金繰りは大丈夫なのかなど企業の状況を数字で把握することができる。 ■事業活動とは 商品開発、原材料…

定量分析

■分析の本質 分析の本質とは「比較」である Aの効果が知りたい時にはAがあるケースとないケースの比較をすると差分を効果と推測できる 比較する際には可能な限り「前提」を合わせること(Apple to Appleにする) ■定量分析のプロセス 仮説を立てる(やみくも…

心理的安全性

■心理的安全性とは 心理的安全性とは、組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のこと。 チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態。 ■プロジェクトマネジメントへの応用 チームメンバー…