引き受けるべき我慢
■しなくても良い我慢もある
- 「(今は非科学的で危険とされている)運動時は水を飲むな」「つまらない仕事でも石の上に3年」など、意味を感じられない我慢は受け入れられなくなってきている。
- 一方で、筋トレや学習などは時には我慢してもやり続けなければ成長できない。
■変化したいときには引き受けるべき我慢が発生する
- やりたいことがあって転職、独立などをする時には様々な我慢が発生する。
- 業界や組織の理解し直し、学び直し、人脈の再構築、収入の一時的なダウン、社会保障が少なくなる、活躍できないかもしれないという不安など。
- その我慢がしなくて良い我慢なのか、引き受けるべき我慢なのかを見極めるには「我慢の先に何があるのか?」と自分に問うと良い。
- やりたいことが実現できている自分が想像できるからその我慢は引き受けられる。
■プロジェクトマネジメントへの応用
- PM/PMOはステークホルダーやチーム内とのコミュニケーション、調整、エスカレーションや交渉など高いプレッシャーに晒されることが多い。
- それらの我慢の先に、自己の成長や社会へのインパクトを与えられる未来が想像できるなら歯を食いしばって乗り越えられる。
- 将来のためにならないこと、ただの理不尽、搾取だと思うことは我慢せず改善する。
- それでも我慢を強いられるなら止めても良い。そのような組織、プロジェクトに未来はない。