帰属の誤り

■帰属の誤りとは

• 帰属の誤りは帰属バイアスの一種であり、個人の行動を説明するにあたって、気質的または個性的な面を重視しすぎて、状況的な面を軽視しすぎる傾向を言う。
• 自分が成功したら『頑張った結果』、他人が成功したら『運が良かった』とか、好きな人が失敗すると『環境が悪かったよね』、嫌いな人が失敗すると『努力が足りなかったんじゃない？』と思ってしまう。

■プロジェクトマネジメントへの応用

• 事実に基づいて判断しようと意識する。（バイアスは完全には消せない）
• 成功や失敗をした原因を作った人を、自分・好きな人・嫌いな人を置き換えてみて判断が変わらないかを試してみる。
• 変わった場合はバイアスがかかっている。PM/PMOがフェアではない判断をするとプロジェクトメンバーが気持ちよく動けなくなる。